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コンセプトストーリーです。
【野に放てば、自分から動いて情報を得ます。】
幼少期の外遊びをもっと応援できる方法として企画しました。
外遊びがいい、自然の中での活動がいい、というのは、
多くの方が言っていて、多くの方が知っている。
でも、
それを実際に実践するには随分と高い壁があるように思います。
子どもは本能的に動き回って遊ぶのが好きです。
だだっ広いところで走り回るだけでも気持ちがいい。
そこに、
土があり、木があり、水があり、できれば火があり・・・。
あらゆるものを遊び道具に変えていく
子どもならではの想像力と創造力が発揮される機会が
外遊び、自然遊びにはたくさんあります。
凸凹の道、登れそうな石段、大きな岩など
オフロードな環境が子どもの身体能力を鍛えてくれます。
最近、小さい子と遊んでいると
「皆殺しだ!」
「お前を殺してやる!」
「お前はもう死んでいる・・・!」
なんていうセリフを叫びながら、
殴りかかってきたり、おもちゃを投げつけてきたりします。
テレビでやっている戦隊モノの影響をうけているのでしょうか、
スマホなどのゲームの影響でしょうか、
グロテスクな動画サイトの影響でしょうか。
とにかく、
目と耳から入る情報の多すぎる。
さらにその情報の質がちょっといただけないような気がします。
自然の中で、野に放てば、自分から動いて情報を得ます。
登れるかどうかわからないけど登りたくなっちゃう木とか、
持てるかどうかわからないけどほしくなっちゃう石とか、
飛べるかどうかわからないけど飛びたくなっちゃう石段とか。
やりたい!が先で、そこに体験がついて、
それから情報としてIn-Putされていく。
それが外遊びの醍醐味。
情報の入り方が違うから、
情報の扱い方、編集の仕方も
自分で習得していくことができる。
そんな外遊び、自然遊びに比べたら、
とっても壁が低くて重宝して便利なのが、
やっぱりテレビ、ゲーム、スマホなのでしょう。
これに対抗しうる外遊びの仕組みづくりがなかなか難しい。
テレビ、ゲーム、スマホを否定しするのではなく、
同じくらい外遊びや自然遊びに
時間とお金を使う仕組みが欲しい。
ということで、
家族で外遊びができる環境設定を妄想して作りました。
子どもは枝を振り回し、走り回りっている。
親は焚き火を囲んでくつろいでいる。
ハンモックで遊ぶ子もいれば、
木登りをせがむ子もいる。
そのうち、珈琲オタクな大人が現れて
美味しいこだわりの珈琲を淹れてくれる。
そんな外遊びを体験し、
それが気に入って、
そこに時間とお金をかけることに価値を見出してくれる。
外遊びには、
大人の側のちょっとした声掛けや工夫が必要です。
それを一緒になって遊ぶことでマスターしていきましょう。